3分でわかるパナマ文書。世界を揺るがす大リーク ”パナマ文書” とは何か? | Panama Papers(日本)

3分でわかるパナマ文書。世界を揺るがす大リーク ”パナマ文書” とは何か?

世界を揺るがす大リーク ”パナマ文書” とは何か?
その文書が意味することと、流出経緯、今後の展開までを3分で解説します。

▼目次

●パナマ文書について

●なぜパナマ文書は世界を揺るがす問題と言われているのか

●パナマ文書流出の経緯

●パナマ文書の今後の展開

 

パナマ文書について

世界中で話題になっているパナマ文書とは、
パナマ共和国の法律事務所「モサック・フォンセカ」の1970年代から2016年春までの業務内容が詳細に記された超巨大な内部文書データ、2.6TB (テラバイト)。

内容は

480万4618件のEメールでのやりとり
215万4264件のPDF
111万7026件の画像ファイル
304万7306件のモサック・フォンセカのデータベースの概要ファイル
32万0166件のテキストファイル
2242件のその他のファイル(wikipediaより)

 

この内部文書(パナマ文書)によりタックス・ヘイブン(租税回避地)を利用し大企業や政治家、個人が税金の「節税」を行っていたことを裏付けられた。

つまり節税や脱税の証拠が大量に掲載されたデータが、世界中にばらまかれたということ。

しかし節税や脱題だけであれば、そういうニュースはよく聞くような気もする。

問題はそれのタックス・ヘイブンを利用していた人達でした。

 

なぜパナマ文書は世界を揺るがす問題と言われているのか

パナマ文書で悩む人

パナマ文書で誰の悪事が暴かれるのか。

パナマ文書が世界最大のリーク事件と呼ばれる理由は、
「世界各国の政府/政治家がタックスヘイブンを利用しており多額の節税効果を得ている一方で、市民に増税を訴えていること。」

増税を迫る政府と政治家が節税や脱税を行っているということは、彼らの増税論ひいては政策まで信用することができないこととなり、政治的崩壊を引き起こすこともあります。現にアイスランドの首相であったシグムンドゥル・ダヴィード・グンラウグソンはパナマ文書の流出を期に、議会前で数千人が首相の関与に抗議し、辞任しました。

またタックスヘイブンの取引を悪用して、不正な金の移動や資金の洗浄(マネーロンダリング)、不正な蓄財に使われていることも長い間指摘されてきました。

そしてパナマ文書では政府、政治家、富裕層がどのくらいの額の取引を、どの会社を使って、どういう会社を相手に行っているかが詳細に記録されています。

それは自分たちの政治的立場を揺るがしたり、犯罪についての嫌疑がかけられる可能性があるということ。

いままで大手を振って歩いていた政治家や企業が、一気に失脚する。

それがパナマ文書が世界を揺るがす理由です。

 

パナマ文書流出の経緯

パナマ文書はどういう経緯で流出したのか?

パナマ文書はどういう経緯で流出したのか?

「やぁ、情報に興味ある?」

この短いメッセージが南ドイツ新聞に入ったのが2015年4月。

「すごい興味あるよ!」

と南ドイツ新聞のバスチアン・オベルマイヤーが返信した後に世界を揺るがす巨大リーク事件が動き出した。

送られてきたのが、最終的に2.6TBの空前の情報。

 

情報提供者からの条件は以下。

「自分は命が危ない。
チャットは全部、暗号化ファイルで行う。
対面では会わない。一度もだ。
報じる内容は当然そっちの自由に選んでいい。」

なぜこんなことをするのか?
という質問に
「これって犯罪なんだよな?世界に知らせたいんだ」

こうやって数ヶ月の間暗号化されたメッセージでやりとりが始まる。
新しい連絡経路では、秘密の質問を用意し、お互いがその人物であることに確認する。
情報提供者のやりとりをやりながら、
南ドイツ新聞は以前もリーク事件を処理した「国際調査報道ジャーナリスト連合」(ICIJ、ワシントン)に連絡し、今回のパナマ文書をどう処理するかを話し合った。

そしてICIJで分析をし、記事化することで合意した。

ICIJのエンジニアが文書を検索するサーチエンジンと、
世界中の報道機関が利用できるサイトを作った。
そこには報道機関の記者たち約400人がリアルタイムでチャットできる仕組みも既に作られていた。
2016年4月現在も世界中の400人の記者が協調し、情報を整理しパナマ文書の全容を暴いている。

情報提供者保護のため、南ドイツ新聞のバスチアン・オベルマイヤーは連絡に使った電話やのノートPCのハードディスクを破壊した。もはや情報提供者が誰であるかは誰も知らない状態だ。

 

これがパナマ文書の流出の経緯と、これまでの南ドイツ新聞とICIJとの解析までの動きである。

では、パナマ文書はこれからどん展開を迎えるのか。

 

パナマ文書の今後の展開

ICIJ

ICIJは5月に解析を終了し、全世界へ公開する

ICIJは2016年4月18日にパナマ文書に掲載された約21万4000社の会社名や株主、役員等の企業データベースを5月初旬に公開することを明らかにした。

これにより、報道機関からの追求や各国の税務当局の動きもさらに増加すると言われている。

Panama Papers.jpでも引き続き情報を提供していく。

オススメの記事

Sorry. No data so far.

このまとめに関するキーワード

キーワードからまとめを探す

このまとめのキュレーター

カテゴリ一覧

内容について連絡する

The_Panama_Papers

パナマ文書の情報を日本語でわかりやすく提供します。 複雑なリーク事件の真相や解析結果の3分程度の解説や、 2chのパナマ文書についてのまとめ等で日本の皆さんへ情報提供します。

新着のまとめ

最新のトレンドを知るなら、ここをチェック

【税金とか何か?】パナマ文書により納税の義務が崩壊。

The_Panama_Papers

【パナマ文書】租税回避地に日本関連270社 個人にも拡大

The_Panama_Papers

【随時更新】パナマ文書に掲載の日本企業、日本人のリストを公開/オフショアリークスの日本企業も公開

the_offshore

パナマ文書流出で話題のタックスヘイブンって何?

The_Panama_Papers

3分でわかるパナマ文書。世界を揺るがす大リーク ”パナマ文書” とは何か?

The_Panama_Papers

話題のカテゴリー

いまPanama Papers(日本)で話題になっているキーワード

 

Panama Papers(日本) | パナマ文書の内容を日本語でわかりやすく発信します。